がっしりとした立派な体躯の持ち主で、若き日には北米の缶詰工場で肉体労働をされた事も、又教師時代は確か野球部の部長も長く続けられたという男の中の男という写真ではニコリともしない風貌の川上澄生画伯だが…その感性はガラス細工のようであったような気がするのである。 氏の作品のファンで版画も二点所有、で長年この美術館を訪れたく思っていたが東京からあと一足伸ばすのがなかなか勇気のいる事で先延ばしになって...
鹿沼秋祭りを見に行った際に、特別に無料公開されていたので入ってみました。むかしサントリーウイスキーのCMに使われていた絵があるそうです。全体的に素朴な感じの版画が多くて、なかなか楽しめました。
鹿沼市街の端っこ。文化活動交流館と同じ敷地内。 川上澄生は、宇都宮にゆかりの版画家。本来は、長崎南蛮風俗、明治開化風俗が得意のようですが、この日は、働きながら版画を彫ったという若い時期のアラスカ紀行の作品。厳しい自然とその中での人間の営み。それらを直感的に捉えた作品が印象的でした。
川上澄生の作品といって紹介されていることが多いのは南蛮風の絵か、初夏の風。ただし、後者は初夏の時期にしか展示されず、3度目の来館で原作を見てきました。4月21日からの展示開始でした。 棟方志功が初夏の風をみて、版画家を志すきっかけになったと言われております。 薄い緑で表現されたこちらの作品はまさしく今の時期だから見たい作品でした。 今回栃木の風景版画も沢山見ることができ、また作者の別の一面が見ら...
ちょうど4月1日から、鹿沼市制70周年記念の展示会を開催していたので入ってみました。川上澄夫は名前が知られている割に、作品は余り見る機会がない画家です。入場料も300円で、作品解説の音声ガイドも無料で貸してもらえました。展示内容も十分に楽しめるもの。空いているのもいい。有意義なひと時でした。
少女のような感性も有り…
がっしりとした立派な体躯の持ち主で、若き日には北米の缶詰工場で肉体労働をされた事も、又教師時代は確か野球部の部長も長く続けられたという男の中の男という写真ではニコリともしない風貌の川上澄生画伯だが…その感性はガラス細工のようであったような気がするのである。 氏の作品のファンで版画も二点所有、で長年この美術館を訪れたく思っていたが東京からあと一足伸ばすのがなかなか勇気のいる事で先延ばしになって...
素朴な版画作品が展示されています
鹿沼秋祭りを見に行った際に、特別に無料公開されていたので入ってみました。むかしサントリーウイスキーのCMに使われていた絵があるそうです。全体的に素朴な感じの版画が多くて、なかなか楽しめました。
宇都宮にゆかりの版画家
鹿沼市街の端っこ。文化活動交流館と同じ敷地内。 川上澄生は、宇都宮にゆかりの版画家。本来は、長崎南蛮風俗、明治開化風俗が得意のようですが、この日は、働きながら版画を彫ったという若い時期のアラスカ紀行の作品。厳しい自然とその中での人間の営み。それらを直感的に捉えた作品が印象的でした。
初夏の風初鑑賞
川上澄生の作品といって紹介されていることが多いのは南蛮風の絵か、初夏の風。ただし、後者は初夏の時期にしか展示されず、3度目の来館で原作を見てきました。4月21日からの展示開始でした。 棟方志功が初夏の風をみて、版画家を志すきっかけになったと言われております。 薄い緑で表現されたこちらの作品はまさしく今の時期だから見たい作品でした。 今回栃木の風景版画も沢山見ることができ、また作者の別の一面が見ら...
郷土の画家、川上澄夫の版画や原画が展示されています。
ちょうど4月1日から、鹿沼市制70周年記念の展示会を開催していたので入ってみました。川上澄夫は名前が知られている割に、作品は余り見る機会がない画家です。入場料も300円で、作品解説の音声ガイドも無料で貸してもらえました。展示内容も十分に楽しめるもの。空いているのもいい。有意義なひと時でした。